ご挨拶

信陽が歩んできた50年は、人と人との間に育まれる信用を、ひとつひとつ丁寧に積み重ねてきた結果だと考えております。信用を築くのに必要なのは、誠実さです。

弊社には、わたしたちのこうした企業理念を象徴する一枚の絵が飾られています。山間には道があり、そこで兎と亀が競争をしています。亀は地道にゴールを目指し歩を進め、兎は山の木陰で居眠りをしている。その絵の中でわたしは、亀の側にいて微笑んでいます。テクノロジーを兎に、人間を亀に例えれば、兎のスピード感と不誠実さをカバーするには、亀が持っている、「確実に進む誠実さ」が必要です。

そして、人の心に依拠する「安心」を提供するためには、たとえ、最新機器が安全のランプを点けていたとしても現場へ迅速に駆けつけ、人の眼による着実な判断が必要なのです。

お客様の安心、安全と豊かな暮らしを実現するのは、現代の科学と、わたしたちスタッフ一人ひとりの「心」です。信陽のロゴマークは、この「心」という文字をモチーフに、「いかなるサービスも真心を込めて・・・」という志を表現しております。

現代社会では、人々の生活の多様化とともに安全に関する法律も、新たな制定や改定を繰り返しています。これからの50年は、刻々と変化する法令の遵守を念頭に、お客様の多様なニーズにお応えするため、社員一丸となって、さらなる「心」のサービスを提供してまいりたいと考えております。

株式会社 信陽
代表取締役 社長

野口 博行